2011年8月17日水曜日

百聞は一見に如かず

「百聞は一見に如かず」

昔から使われている有名なことわざであるが、今の社会にこそ当てはまるのではないだろうか。

ツイッターでの論争、脱原発の賛否などいろいろあるが、その表面だけを一方的な視点だけで見るのではなく、その裏側にある意図・意義を読みとり、多面的な視点で見る必要があると感じる。

表面やその一部だけを見て、一つの観念にとらわれ続けていれば自分の身を滅ぼすこともあるだろう。

戦があった時代に、誤った情報に惑わされて滅んでいった人々も多くいたであろう。

その情報を正しいと思いこんで見てしまった結果である。

情報に含まれた意図、その論を成り立たせる証拠が何かを考えるべきだと思う。

そうすれば、表面上は良いことに見えても、根本にはどのような意図(例えば、何かしらの悪意)があるかわかるだろう。

当たり前のことだが、悪人は自分のことを悪い人とは決して呼ばないのである。

(ただ悪意といっても、その人にとっては正しいと思っている場合もある。
それはその人にとっては正義なのである。いろいろな立場があるのだから、どれが正義なのかは人によって違うだろう。)


また、すぐに出さなければいけないような答えでなければ、じっくり考える必要があると思う。

「今わからない」というのは仕方のないことである。全知全能な人なんて存在しない。

わからないことを知ろうとすることが大切なのではないか。


まぁ自分でこんなこと書いてますが、自分でもできていない点も多いと思うので、日々反省していきたいと思います。

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