あの日というのは、自分が白血病を宣告され、入院した日です。
2009年5月18日。大学に入学してまだ一ヶ月と少し経った頃でした。
「私は隠すつもりはありませんが、大丈夫ですか?」と前置きされた上で、「白血病の疑いがあります。」と言われた時は、死を意識するよりも、意外と素直に受け入れてしまいました。
(徐々に今後のことを考えてしまい精神的な面で苦しむことが多くなりましたが、先生が治る可能性は十分にあると言ってくれたおかげかもしれません。よく覚えていませんが…)
その日から約半年入院することになりますが、色々苦しいことがありました。
(このあたりの詳しい話は以前のブログで)
この経験は、決して良かったとは言えません。ただ、自分の中の意識を変えるきっかけとなったことには違いありません。
「当たり前が当たり前ではない」
自分でもこのことを忘れてしまうことは多いです。なかなか意識しながら行動するのは難しいんですよね。
ただ、ずっと100%で生きていくなんてことは無理ですから、いつか来る最期に「自分は幸せだった。」と思えるような、自分としての幸せな人生を過ごしたいと思っています。